糖尿病、血糖値対策に青汁が効く!GI値上昇予防に役立つ青汁をご紹介
糖尿病、血糖値対策に青汁が効く!GI値上昇予防に役立つ青汁をご紹介
血糖値対策に青汁が役に立つって本当?
近年、生活習慣の乱れから血糖値が気になる方が増えてきていらっしゃいますね。
血糖値をコントロールすると痩せる、糖尿病の予防になるなど様々な効果が期待できます。
青汁は野菜の栄養を補えることから、生活習慣病予防にも有効とされていますが、
青汁を飲むだけで血糖値がコントロールできるのでしょうか?
数多くの青汁が販売されていますが、血糖上昇のメカニズムがわかると、どの青汁が役に立つのかわかりました!
GI値は生活習慣病に関係あり?血糖値の正常値と異常値について
血糖値とは血液中のブドウ糖(グルコール)の濃度のことで、
健康な人でも
食後45分~1時間で血糖値は上昇していきます。
体内では血糖値を下げようと膵臓からインスリンという血糖値を下げるホルモンが分泌されるため、
食後2~3時間すると正常値の範囲(空腹時110mg/dl未満、負荷後2時間140mg/dl未満)にまで下がります。
しかし、インスリンの働きが悪くなってきてしまうと、空腹時でも血糖値が126mg/dl以上(負荷後2時間200mg/gl以上)続き、
このように血糖値が高い状態が継続すると次第に糖尿病になってしまいます。
血糖値が高いことで起こりうる糖尿病の恐怖
糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの分泌量の低下や作用不足によって、慢性的に血糖値が高い状態が続くことです。
血糖値が高い状態が続くと網膜や腎臓、神経など
特に細い血管に負担がかかってしまい、様々な障害を起こしていきます。
網膜や腎臓、神経の血管で起こる障害が三大合併症で糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病神経障害が挙げられます。糖尿病性腎症では腎臓の機能が低下していくため人工透析を受けなければ受けなければならない状態にもなりかねません。さらに、足の壊疽によっては足を切断しなければならなかったり、動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞の危険性も高まります。
誰でもできる血糖値対策方法☆
血糖値上昇を防ぐためには毎日の食事方法を見直すことが1番重要です。
糖質が多い間食(和菓子、洋菓子)や菓子パン、果物、ご飯やパン、麺類などの主食は、血糖値上昇の敵となります。これらのエネルギー源をまったく取らないのはカラダに毒ですが、食べ方を工夫するだけで簡単に血糖値対策を行うことができます。
まず、血糖値が上がりやすい食べ方は、始めに糖質が多い主食から食べてしまうことです。
糖の吸収が良いため、血糖値が一気に上がってしまいます。
急激に血糖値を上げないためにも、最初は野菜や海藻類、きのこ類など
食物繊維が多く含まれる「ベジファースト」がオススメです。
おかずは汁物と一緒に、よく噛んで食べましょう。
次にお肉やお魚、卵など主菜を食べ、最後に主食であるご飯やパン、麺類を食べます。
主食はGIの低い未精製の穀類を選ぶと血糖値の上昇が緩やかになります。
血糖値は食後45分から1時間でピークを迎えます。
食後高血糖を抑えるためにも、食後30分前後から軽い運動をすると血糖値の上昇が緩やかになります。
オススメはウォーキングですが、自宅やオフィスで足踏みをするだけでも構いません。
また筋トレをして筋肉量が増えると、多くの糖が筋肉に蓄えられるので血糖値が下がります。
血糖改善でダイエット成功率もグンっと上がる!?
体に脂肪がついてしまうのはカロリーの摂り過ぎと思われていますが、カロリーで太るわけではありません。
糖質は体を動かしたり、体温を維持するためのエネルギー源として大切な役割がありますが、
食品中に含まれる糖質の摂り過ぎによって、血糖値が急上昇してしまい
脂肪がつきやすくなってしまいます。
糖質を摂ると膵臓からインスリンが分泌されて筋肉や肝臓にブドウ糖を取り込み、血糖値を下げます。
沢山の糖質を摂取してしまうと、筋肉や肝臓に蓄えきれなくなるため、
余ったブドウ糖は脂肪組織に取り込まれて、中性脂肪となって蓄えられてしまいます。
インスリンには血糖値を下げる以外に、脂肪組織で脂肪が合成されるのを促進したり、脂肪の分解を抑制する働きがあります。
糖質を減らすことで、急激な血糖値の上昇を抑えるということは、
無駄にインスリンを使わなくてすむため、脂肪の合成が抑えられることにより、
脂肪が分解されてダイエット成功へと繋がります。
GI値が高い食材と低い食材の違い。
GIとはグリセミック・インデックスといい、食品を食べた後の血糖値が上がるスピードを表した数値のことです。ブドウ糖を摂取したときの血糖値の上昇率を100とし、他の食品の上昇率を相対的に表しています。
数値が100に近いほど、血糖値が上がりやすい食品となります。
血糖値を上げやすい食品(高GI食)はGIが70以上でご飯やパン、うどんなど主食となるものです。
血糖値を上げにくい食品(低GI食)はGIが55以下で、野菜、きのこ類、大豆製品、肉、魚類です。
しかし、同じ糖質が多い食品でカロリーもほとんど同じでも精白米と玄米では
精白米が
GI=81なのに対して玄米は
GI=50と低いです。同様に食パンは
GI=91、全粒粉パン
GI=55です。
主食では精製されている食品(白い食品)よりも未精製である食品(茶系の食品)の方がGIが低いです。
肉や魚はカロリーが高いと思われていますが、糖質はほとんど含まれていないので、低GI食品となります。
逆にヘルシーなイメージである果物は甘味があるため糖分が多く、比較的GIが高い食品です。
野菜嫌いな人は青汁で代用を!!
食物繊維は糖の消化・吸収を緩やかにする働きがあり血糖値の上昇を抑制しますが、野菜が苦手、十分な食事の時間が確保できない、外食が多く野菜不足気味の時には
食前に青汁を飲むのも良いです。
青汁と一言でいっても、種類によって原材料が異なります。
「ケール」「大麦若葉」「あしたば」「桑の葉」など、原材料によって味や飲みやすさ栄養素も様々です。
血糖値対策にはやはり食物繊維が欠かせません!ケールや大麦若葉には食物繊維が含まれていますが、より効率よく摂取するためにも青汁に
難消化性デキストリンがプラスされている青汁は食物繊維が補いやすくなります。
難消化性デキストリンは、
とうもろこしの「でんぷん」から作られた水溶性食物繊維なので、糖の吸収を抑えてくれるため血糖値の急上昇を抑えてくれる効果があります。
数ある青汁商品の中でも、
大正製薬ヘルスマネージの大麦若葉青汁は血糖値対策に最も有名です。
無農薬栽培で作られた有機大麦若葉をベースに、糖の吸収を穏やかにする難消化性デキストリンを配合しています。味は食事と一緒に飲みやすく工夫されており、緑茶を飲んでいるようにまろやかな風味が特徴的です。
特定保健用食品認定も受けていることから、安心も信頼性も高い青汁と言えます。
青汁飲み方はお水に溶かして飲みますが、味が苦手な方は
牛乳や無調整豆乳に溶いて飲むとたんぱく質も補えるので栄養価も高まりますよ♪
恐ろしい病気のリスクと莫大な治療費のことを思うと、
日頃の血糖値対策がどれだけ大事か改めて考える必要がありそうですね。
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