青汁でペットとともに健康維持?ペットに青汁を飲ませても大丈夫なの?
青汁でペットとともに健康維持?ペットに青汁を飲ませても大丈夫なの?
ペット(犬や猫)に青汁を飲ませても大丈夫なのか?
愛するペットの健康維持のために、「ペットに青汁を飲ませたい」と、考える人はいるかと思います。
ただし動物の種類によっては、青汁のような成分が不要であったり、あまりよくないこともありますので、
いくら人間の健康にいいからといって
安易に飲ませるのは避けたいものです。
ペットというと犬や猫を真っ先に思い浮かびますが、自分の愛犬、愛猫に本当に青汁が必要なのかを、
一度考えておきたいものです。
まず犬についてですが、愛犬に青汁を飲ませたという話は、実際にちらほらあります。
老犬や病気になった愛犬に青汁を飲ませることで、健康になったという話もまれですがあります。
ただし犬と人間では身体の構造も、健康のために必要な栄養素も違います。
そして犬は、人間ほど野菜の成分を必要としません。
このため、人間ほど野菜をたくさん食べなくても、健康を維持することはできるのです。
また現在販売されている青汁商品は、あくまで人間用として作られているものです。
いずれもお年寄りや子供が飲んでも問題ないように作られていますが、
だからといって犬が飲んでも大丈夫!ということはありません。
また大量に飲ませることによって、かえって健康を害することがあります。
このため、愛犬に青汁を飲ませる場合は、かなり慎重になる必要があるということです。
といっても愛犬に青汁を飲ませて家族といっしょに健康を維持している事例は、いくつか紹介されているため、
決して犬に青汁が有害・無意味というわけではありません。
太りすぎているワンちゃんのダイエットや、年をとった老犬の健康維持にうまく利用することもできます。
もしどうしても愛犬に青汁を飲ませたい場合は、犬の身体の大きさに合わせて調整するといいでしょう。
普通に水で溶かして飲ませるのもいいですが、粉末を普段の食事に混ぜて食べさせるのが、
もっとも手軽な方法であるといえます。
愛猫に青汁を飲ませても大丈夫なのか?
猫は犬以上に、野菜を必要としない動物です。
猫は肉食性の動物であり、野菜に含まれるビタミン、食物繊維などを必要としません。
つまり猫は犬以上に、青汁を必要としない動物であるということです。
そんな猫も、草を食べることがあります。
このような行為は、猫がきれい好きな動物であり、いつも自分の身体を自分で毛づくろいしていることに、関係しています。
猫の毛づくろいは舌を使っていますから、そのときに自分の毛が、おなかに入ってしまうのです。
毎日のように毛づくろいをしている猫ですから、当然次第に毛玉がおなかにたまっていきます。
猫が草を食べるのは、葉っぱによっておなかを刺激し、おなかの中にたまった毛玉を吐き出すためとされています。
このような草の役割が青汁で代用できるかというとそうではありませんし、
猫が毛玉吐き出し用に食べられる草は、市販で専用の草が売っています。
少しくらいなら、特に身体に害はありませんが、大量に飲むとかえって体調を崩すこともあります。
このような理由から、基本的に猫は犬以上に青汁が必要ないと覚えておくべきでしょう。
青汁を飲ませるよりも、普段の食事や運動に注意を
ペットの健康を考えるのであれば、
まず普段の食事を見直し、適度な運動ができているかを考えてあげるべきです。
青汁を飲ませるよりも、そちらの方がずっと健康のためになるためです。
これは犬猫以外のペットにも、いえることです。
また、健康を考えるのであれば、
青汁よりもそれぞれの動物にあわせて作られた健康食品などを利用したほうがいいこともあります。
人間と他の動物では身体の構造、必要な栄養素が大きく異なります。
人間用に作られた食品を、安易にペットに与えるのは避けましょう。
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